1次関数とは 一般に\(a\), \(b\) を定数としたとき,\(y\)が\(x\)の一次式\( y = ax + b\)で表されるとき,すなわち,\(y\)が\(x\)の一次式で表されるとき,\(y\)は\(x\)の一次関数であるといいます.
いろいろな比例のグラフを描こう \(y= ax \)の\(a\)の値を変更して,いろいろなグラフを描こう[Firefox 14.0, Safari 5.1 の動作確認済]. 気づいたことは,メモしておこう.
比例のグラフと傾き プロットした全ての点は一直線上に並ぶ. 比例のグラフの例 この\(y=2x\)の式において,\(x\)の係数2は,\(x\)が1増加すると\(y\)が2増加することを表している. \(x\)の係数2は,グラフを観てわかるように,グラフの傾きを表しているので,2のことを直線\(y=2x\)の傾きという.
点のプロット \(y=2x\)のグラフを例に比例のグラフを考える.まず,\(x,~y\)の関係を表にする. \(x\) -3 -2 -1 0 1 2 3 \(y\) -6 -4 -2 0 2 4 6 この表から(\(x\),\(y\))のペアを考える. \[ (-3,~-6) , (-2,~-4) , (-1,~-2) , (0,~0) , (1,~2) , (2,~4) , (3,~6)\] このペアを座標と考えて,座標平面上に点をとりましましょう. このように,座標平面上に点をとることを「点をプロットする」といいます.
座標平面と座標 比例のグラフを考える.グラフを描くために,次のようなものを導入する. これを座標平面という.横の数直線を\(x\)軸,縦の数直線を\(y\)軸という.\(x\)軸と\(y\)軸の交点を原点といい,Oで表す(OはOriginの頭文字). 座標平面上の点PをP(3,5)と表す.この(3,5)を座標といい,3を\(x\)座標,5を\(y\)座標という.