最も簡単だけれども美しい性質をもつ関数「比例」について学習しよう.
早速,「比例」って何かを考えてみよう.
例えば,一袋200円の菓子を
1つ買うと200円.
2つ買うと400円.
3つ買うと600円.
このように,買った個数と支払った金額を表にして考えると
買った菓子の個数(個) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
支払った金額(円) | 200 | 400 | 600 | 800 | 1000 | 1200 | 1400 |
では,買った個数と支払った金額の関係(対応)を「買った菓子の個数(個)」と「支払った金額(円)」の比に注目して考えてみる.
(支払った金額):(買った菓子の個数)=200:1=400:2=・・・=1400:7
となって, (支払った金額)の(買った菓子の個数)に対する比の値は,つねに
\[ \frac{200}{1}=\frac{400}{2}= \cdots = \frac{1400}{7} \]
となり,一定の値\(200\)となる.このように, 「(支払った金額)の(買った菓子の個数)に対する比の値が一定」となるとき,「(支払った金額)は(買った菓子の個数)に比例する」という.
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