\( s < t \)として、定義域が \( s \leqq x \leqq t \)における2次関数 \(y=ax^2\) の最大値と最小値を以下の表にまとめる。定義域に頂点を含む場合、下図における(真ん中の3つの表の)定義域を表す黄色い線分の中点に注目すればよい。
\( t \leqq 0 \)のとき(\(x\)の取り得る値が負の場合) | ||
\(a\)の値 | \( a>0 \) | \( a<0 \) |
最大値 | \(s^2\) (\(x=s\)) | \(t^2\) (\(x=t\)) |
最小値 | \(t^2\) (\(x=t\)) | \(s^2\) (\(x=s\)) |
グラフ | ||
\(\frac{t+s}{2}<0\)のとき (\(x\)の取り得る値範囲に頂点を含む場合) | ||
\(a\)の値 | \( a>0 \) | \( a<0 \) |
最大値 | \(s^2\) (\(x=s\)) | \(0\) (\(x=0\)) |
最小値 | \(0\) (\(x=0\)) | \(s^2\) (\(x=s\)) |
グラフ | ||
\(\frac{t+s}{2}=0\)のとき (\(x\)の取り得る値範囲に頂点を含みグラフが対称となる場合) | ||
\(a\)の値 | \( a>0 \) | \( a<0 \) |
最大値 | \(s^2\) (\(x=s\)または\(x=t\)) | \(0\) (\(x=0\)) |
最小値 | \(0\) (\(x=0\)) | \(s^2\) (\(x=s\)または\(x=t\)) |
グラフ | ||
\(\frac{t+s}{2}>0\)のとき (\(x\)の取り得る値範囲に頂点を含む場合) | ||
\(a\)の値 | \( a>0 \) | \( a<0 \) |
最大値 | \(t^2\) (\(x=t\)) | \(0\) (\(x=0\)) |
最小値 | \(0\) (\(x=0\)) | \(s^2\) (\(x=s\)) |
グラフ | ||
\( s \geqq 0 \)のとき(\(x\)の取り得る値が正の場合) | ||
\(a\)の値 | \( a>0 \) | \( a<0 \) |
最大値 | \(t^2\) (\(x=t\)) | \(s^2\) (\(x=s\)) |
最小値 | \(s^2\) (\(x=s\)) | \(t^2\) (\(x=t\)) |
グラフ |
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