数学をもう一度・・・

数学をもう一度ふり返ってみませんか?

中学・高校で何を習ったっけ?

教科書内容をふり返ってみよう

1次関数の具体例

1次関数の具体例

それでは「一次関数」の具体例をみてみよう.

「1個100円の菓子を5個買って,袋に入れてくださいと言ったら袋代10円を取られました.」

を考える.
このとき支払う金額は,1個100円の菓子5個で500円,それに袋代10円で,510円となる.
では,1個買ったとき,2個買ったとき,・・・と考えて次のような表を考えてみよう.

買った菓子の個数 1 2 3 4 5 6 7
支払う金額 110 210 310 410 510 610 710

比例のときと違って,個数を100倍しても支払った金額にはならない.
どのような関係があるか式を使って表せますか?

支払う金額には,菓子の個数に関係なく,袋代の10円が含まれています.
だから,支払う金額は,

(支払う金額)=100×(買った菓子の個数)+10

になる.
この式も,比例のときのように,「支払う金額」を\(y\),「買った菓子の個数」を\(x\)として,\(y\)を\(x\)の式で表してみよう.
\[ y = 100x +10 \]
と表すことができる.
\( y = 100x +10\) のように,\(y\) が \(x\)の一次式で表されるとき,\(y\)は\(x\)の一次関数であるという.

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

« »

コメントを残す